毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年2月24日水曜日

「長崎県知事選挙での自公推薦候補勝利を喧伝する自民党幹部の嘘、焦り」

2010-02-07

  元来長崎県は自民党ないしは保守系の強い土地柄である。
  その長崎県知事選挙に自公が“推薦”する前副知事が勝利したからといって民主党政権が不信任されたわけでも逆に自民党が全国民から新任されたわけでも何でもない。
  それにも拘わらず自民党の谷川や大島は鬼の首でも取ったかのように勝手に自民党の大勝利と喧伝している。
  本気でそのように考えていたならば最初から副知事を自民党公認として立候補させればよいものを、候補者が自民党の公認を辞退して無所属での立候補に固執したのと、自民党も敗北のときを想定して逃げ口上の為に敢えて無所属での推薦に甘んじたのでる。
  更に自民と一定の距離を置く公明党が副知事を自民党公認では支持してくれるか否か問題だったことも理由の一つである。
  先の自公連立の敗北で公明党は党首も交代し、自民党公認では公明の支持団体の協力を得るのが困難だという背景が存在したわけである。
  それが証拠に自民党は長崎県知事選挙の結果を我が勝利と喧伝して俄に強気の国会運営に切り替え、数人の証人喚問を拒否されて予算委員会を審議拒否して欠席したが、公明党、共産党、みんなの党の全ての野党は審議に応じていることが証明している。
  結果的に自民党の暴走と独り相撲を演出したわけである。

  長崎県知事選挙や神奈川県町田市の首長選挙の結果が来る七月の参議員選挙に全く影響しないとは我がボケ頭でも思わないが、審議拒否して大事な景気対策に影響を与えることを国民は絶対に選択しないことは間違いない。
  先にも度々書いているように民主党が勝手に失策を連発して失点しているだけで、自民党にホームランを打たれて戦況がマイナスに転じているわけでも何でもないことを谷垣や大島はとぼけているだけである。
  自民党が「それ!審議拒否だ!」と騒ぎたてたものの後には誰もついてこなかったというお粗末な作戦である。
  今回の首長選挙の結果を民主党としても政権政党の立場で真剣に捉えて来る参議員選挙に圧倒的な勝利を収めるために、“血を流す”対策も実行する決断が必要だとボケ頭なりに主張したい。

    2010年2月22日  元始求道会 毘沙門寺岡

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