毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年8月17日月曜日

09-08-07

「日経朝刊一面トップに、三越伊勢丹中国に本格出店」
 
デパートよ、お前もか?と云う感じである。
日本企業で最初に中国に進出したのは安価な労働力を求めた製造業であり、次が中国経済の発展による購買力向上により安売りのコンビニやスーパーが出店したが、今度は中国の富裕層を対象にしたトップデパートの進出である。
海外投資はいずれにしてもそれ相応のリスクは付き物であり、割り切っての経営戦略であろうが、裏を返せば最早日本国内では今後の成長が見込めないことの証明でもあろう。
日本はいずれ丸ごと中国に飲み込まれるであろうと予測している我がボケ頭からすれば、三越伊勢丹の大型店進出も一つの英断なのだろう。
お互いにいろいろ目論みがあってのことであろうが、どうせ利用し合うのであれば、ロシアに投資するよりはるかに見返りは期待できると思う。
ロシアからは得る可能性があるのはガス、石油のみであるが、ロシアに依存しているヨーロッパ諸国がガス供給問題で度々振り回されているのは周知の事実であるとすれば、ロシアのガスは絵に描いた餅であると見ている。
我がボケ頭から見れば良くぞ日本の商社や電力、ガス会社は全く信用の置けないロシアに多額の資金を投資し、見返りにガス、石油を期待しているが日本人の御めでたさに感心している。
ロシアに投資するくらいなら中国に集中した方が未だ短期間に回収の見込みもあるだろうし、利用価値もあると我がボケ頭は考えている。
ロシアへの投資は無償援助と同じだと我がボケ頭は理解している。
先の大戦で終戦一週間前に日本とソ連の不可侵条約を一方的に破棄して、満州に侵略し60万人の関東軍兵士をシベリヤに強制連行した歴史の事実を我がボケ頭は絶対に忘れることが出来ない。
連行後、極寒のシベリアという最悪の状況下で強制労働に我が関東軍兵士を従事させ、六万人を死亡させた事実を絶対に忘れてはならない。
そのようなロシアに対する投資は政府が全面的に禁止させ、そんな捨て金があるのであれば全て中国に振り向け、ロシアに苦渋を飲ませよと言いたい。
二頭を追うもの一頭も得ずではないが、この際我が日本は北方問題を抱えたロシアとの関係を断ち、其の分を中国にシフトしてみては如何かと思う。
ロシアと外交関係を継続しても日本の国益に寄与することは全く感じられないのは我輩がボケているからだろうか?

    2009年8月14日  元始求道会 毘沙門寺岡

1 件のコメント:

  1. ■三越伊勢丹が上海に大型店-当面は良い影響を及ぼすか?
    http://yutakarlson.blogspot.com/2009/08/blog-post_16.html
    こんにちは。三越伊勢丹が上海に大型店を出店するそうですね。この動き確かにしばらくの間は、売り上げなども伸びてよい影響を及ぼしそうです。しかし、あのヤオハンのことを思い出すと、やはり、中国の内需だけに頼ることは、非常に危険だと思います。ヤオハンに関しては、国内の店の改革などいっさい行わなかったため、最期の頃には、ヤオハンの近くに他のチェーンのスーパーがたつと、必ず負けてお客を取られるという状況になり、中国での事業によってかろうじて全体を支えていたという状況でした。そうして、最終的にはご存知のように破綻してしまいました。このことは、何も百貨店だけではなく、広く日本の産業全体に当てはまるのではないかと思います。ここに書くと長くなってしまいます。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。

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