「ナンセンスなマニフェスト選挙」
民主党が先にマニフェストを発表し、“後だしジャンケン”で自民党が公表したが、順序が逆である。
政権政党が過去四年間の政策実行状況を総括し、その反省の上に立って今後四年間の政治手法、政策を国民に説明するのが常識である。
所が自民党は過去四年間に四人の首相が交代するという前代未聞の体たらく、壊滅的状況下での麻生政権下での解散総選挙を選択した。
麻生政権の支持率10%台、自民党支持率も20“%台などでは当然政権を担う資格は無いわけで、今回、自民党は過去の失政に対する国民へのお詫び、懺悔選挙に徹してマニフェストなど発表する資格は無いと思う。
自民党が今回の選挙で大敗することは大方の見るところであり、自民党員はお詫び選挙に徹して今後の民主党政権下で積極的に国民に接し、国民の公僕として選挙民の思考、希望を聞いて真剣に対応する以外に道は無いはずである。
それにも拘わらず石原幹事長代理等はマスコミ番組に出演して相変わらず己の失政を棚に上げて民主党批判を繰り返しているが、聞き苦しくて仕方がない。
自民党の大敗を更に加速させることだから、民主党の圧勝を期待している一人としては大いに結構なことではあるが、このような奴らを積極的にマスコミに登場させる田原等も視聴率争いしか眼中に無い下衆どもである。
自民党が選挙公約をどうしても掲げたいのであれば下記五項目を約束せよ。
1) 今回の選挙から世襲候補の廃止。
2) 公務員の天下り、渡りの前面禁止。
3) 国会議員の削減 衆議員 480名から定員240名
4) 参議員 242名から定員120名
5) 国家公務員、地方公務員の給料の減額 平均年俸300万円以下
公務員は国民の公僕故、国民の平均年収以下で当然
民主党は今後四年間の政権を担う決意だから国民に政策を約束するのは当然であるが、あまりに細かすぎて一般国民は全部目を通すものなど極数%しかいないと思う。
然らば最も大事な項目を五項目だけ主張し国民に約束せよ。
総花的に羅列しても国民の心には全く響かない。
2009年8月3日 元始求道会 毘沙門寺岡
0 件のコメント:
コメントを投稿