毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年8月17日月曜日

09-08-03

「米国クリントン元大統領、北朝鮮を電撃訪問」

 新聞読みながらテレビでクリントン訪問のニュースを聞いていて、カミサンのクリントン国務長官が訪朝したのと勘違いした。
昨日まで北朝鮮をガンガン非難していたのにおかしいなと思ったら、何と訪朝したのは旦那の方だった。
 旦那は悠々自適の身なのでお呼びがかかったのか知らないが、米国の外交はまるでクリントン夫妻で切り回している感じである。
 表向きは北朝鮮に拘留されている韓国系アメリカ人の女性二人の引渡し交渉ということらしいが、クリントンを希望したのは北の希望らしい。
 クリントンが大統領時代二期目に、当時のオルブライト国務長官と組んでかなり北朝鮮に有利な外交政策を展開したことが金親分の脳裏に焼きついていたのかも知れないが、相変わらず予期せぬ外交手法を展開する国ではある。
 金親分の健康問題が話題を提供して久しいが、其の都度実しやかに取り上げられるのが、親分の影武者?説である。
 近年、大病説が流れて以後、それまでの肥満型から完全に細身の如何にも病気に悩まされているような体型に変身しているが、このような状態では影武者も体型維持が大変だろう。
 いくら北朝鮮が手段を選ばない国家とはいえ、自ら招いた大国アメリカの元大統領に影武者を会わせるような無茶はしないだろう。
 と常識的の判断しながらも何か疑問を完全に払拭できないのが北朝鮮である。
ところで先程のニュースで、拘束されていた女性記者二人を無事、クリントン元大統領が引き取り同じ飛行機で飛び立ったと報じていた。
 どのような見返りをクリントン元大統領が金親分に約束したか知る由もないが、いずれにしても何とも遣り方がスマートというか見事いうか流石である。
 米国政府は今回の元大統領訪問はあくまでクリントンの個人的行動であって、政府は全く関与していないと主張しているが、ボケ頭の我輩が見てもクリントン夫妻の阿吽の呼吸による作戦の成功であろうことくらい明らかである。
 日本政府の北朝鮮作戦は馬鹿の一つ覚えの“経済制裁と圧力”の一点張りだけど、何が北朝鮮に対する圧力なのか我がボケ頭にはさっぱり理解できない。
 北朝鮮問題だけではなく、中国問題も米国は日本の立場を無視してアメリカの国益のみを考えて進めていくことは今回のクリントンの行動からみても容易に推測できるところである。

     2009年8月5日  元始求道会 毘沙門寺岡

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