「時事雑感・草莽危言」2014-04-04
4月16日の記者会見で上司の一人で恋人とも言われている笹井副センター長が小保方さんにまた有利な発言をした。
我がボケ頭には科学的な内容は理解不能であるが、簡単に言うと小保方さんが主張するSTAP細胞が存在しないと説明できないことを三点上げている。
笹井氏は小保方さんの主張するSTAP細胞の存在には肯定的だが、論文については未熟さ故にいくつかの失敗をみとめて、やはり一時撤回することを薦めている。
一見矛盾しているようであるが笹井氏の発言内容を分析してみると、一度論文を撤回しても必ず再生出来るから諦めるなと言う励ましの言葉だと思う。
それに笹井氏は現在も理化学研究所に所属する研究員の身分であり、全てにおいて理研の方針に反対することは難しかったことは想像できる。
笹井氏が説明しているように、小保方さんの直接の上司は現在山梨大学教授に転身している若山教授である。
このオッサンが小保方さんを屋根上に追い上げて梯子を外した下衆である。
小娘の小保方さんに入れあげておきながら、風向きが変わったら彼女を屋根に放置したまま己だけ逃げ出した男の屑である。
その点、笹井芳樹・副センター長の記者会見の冒頭の言葉はさすがにノーベル賞候補に上がるだけの表現である、曰く「率直に言えば、非常に心が痛んだ。
ああいったいった場面に(小保方さんが)出ないといけなくなった原因は論文に過誤があったから。 それを防止出来なかったシニア(上級、年長)共著者、アドバイザーとしての責任を強く感じた」。
その笹井氏を断罪したのが理研トップの野依良治理事長である、曰く「笹井氏の責任は非常に重い。 第一に反省してもらい、今後、どのような態度をとるか、研究者として表明してもらう。」だと。
小保方さんについても、「未熟な研究者がデータをずさん、無責任に扱った。徹底して教育し直さなければならない。」と切り捨てている。
だが自らの責任には「機関の所属長として(論文不正は)察知すべき問題ではない。」として逃げている。
ノーベル賞受賞という有名選手が名監督にはなれなかった典型例である。
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