「時事雑感・草莽危言」2013-11-03
報道によると売上高が約25兆円だから一割弱の営業利益を確保しているが、我々中小企業から見ると天文学的数字なので想像し難い。
我がボケ頭の乏しい経済的知識からすると、過去4年間天下のトヨタが法人税を納税していないそうで、今年は五年ぶりの法人税納税だそうだ。
過去4年もかなりの営業利益を計上しているはずだから我がボケ頭にとっては理解不能のトヨタの決算である。
米国、ドイツ、フランス等の強力な自動車メーカーとの競争に打ち勝つ為の優遇税制を政府が配慮したのだろうが、日本一の儲け会社ががんがん税金を払ってくれないことには国民なり中小企業には回って来ない。
しかしながらトヨタが払う多額の税金を一番喜んでいるのは財務省の役人どもではないかと我がボケ頭は想像している。
このような現象を隠れ蓑にして3%下げていた公務員の給料をまた元に戻すことを企んでいると思う。
奴らにとっては又自由に使える金が増えたので次なる無駄使い予算を増やすとともに、己達の天下り先を作って大盤振る舞いするのだろう。
一兆円のトヨタの税金が果たしてどれだけ国民と中小企業に還元されるのか政府は開示して説明して欲しい。
トヨタを中心としたトヨタグループの経営者や社員の待遇は、日本人の一般国民とはかなり異なる生活水準を享受しているので、極論すれば彼らは日本国とは別の国に生きているのに等しいと思う。
現在の政治体制が継続されればされるほど、中小企業に働く従業員やフリーター等の低所得層や生活保護者達との生活格差はますます広がり、いずれこの国は貧乏人の集団に成り下がると我がボケ頭は予想している。
それらの経済問題を棚上げして、先行きの厳しさが見えてきたアベノミクスを誤魔化すために目先をころころ変えている。
安倍政権が発足した時に安倍が最大の目玉としてブチ上げたのが憲法改正であるが、連立相手の公明党の賛成を得られず頓挫してしまった。
本気で推進するのであれば連立を解消して例え短命内閣で終わろうとも、命がけで突き進むのが政治家であり、その意味では所詮安倍は政治屋であることを自ら証明したようなものだ。
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