「時事雑感・草莽危言」2012-06-06
三党修正協議なるまやかし会議が合意したことを大手マスコミは盛んに喧伝して提灯記事を掲載しているが、何故、大手報道機関の立場を自覚して真摯に事実を伝えないのか腹立たしい。
例えば三党協議に反対しているのは民主党内では小沢グループだけだと、解説しているが、民主党内にも中間派と称するグループ議員数も結構いて小沢グループと同じ考えで反対しているのに敢えて詳しく書こうとしていない。
三党協議会に反対しているのは自民党内にもかなりの議員が存在していることは、自民党が本日開催した全議員、選挙区支部長懇談会でも多数の議員が谷垣総裁を罵倒している事実からもはっきりしている、曰く「谷垣が最後の土壇場で譲歩して三党合意した行為は正に“敵に塩を撒いて”野田政権の延命に協力したに等しい裏切りであり、絶対に許せない」とまで非難している。
このような客観情勢から見れば、小沢だけが三党協議を破壊する為に行動しているわけではないことは歴然としているのだから、このような背景を丁寧に解説することこそ大手マスコミの使命ではないかと、わがボケ頭は痛感しているが、これでは新聞の講読者数が減るのは当然であろう。
民主党は反対派の小沢グループや中間派の融和策のために、輿石幹事長は仲間われを防ぐために今日夕方(18日)から全議員を対象とする政策調査会なる合同会議を開催するらしい。
この場で反対派の意見を存分に発言させて、一種のガス抜きを狙ってやるらしいが、ガスなどと言う程軽いものではあるまい。
その後二十日には両議院総会をダメ野田も出席して開催するらしいが、あくまで小沢派の分裂を避けたい輿石は簡単に採決に同意するとは思えない。
輿石を全面的に信頼できないので、わざわざメキシコまで首脳会議に出席しながら途中退席してとんぼ帰りするそうだから、最初から欠席すれば血税の無駄使いは節約できるのに、もったいない話である。
輿石以下子分どもが信頼できず、不在中のクーデターに怯えたのだろう。
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