「時事雑感・草莽危言」2012-05-08
アメリカ・フロリダレイズのマイナーから形振り構わず這い上がって来た松井が、いきなり緒戦でホームランを打ったニュースほど日本国民を喜ばせ、長い不景気に悩まされ続けている国民にどれ程喜びと元気を与えたかわからないし、永年の不景気を一瞬忘れさせてくれたことに大いに感謝したい。
いくらわがボケ頭でも連日同じテーマであほ野田を批判することには辟易として書く意欲を失ってしまった。
そのような時に松井は気迫のホームランをかっ飛ばしてくれたのだから、勿論一番喜びを噛み締めているのは松井本人であろうが、この一本の価値あるホームランが多くの松井ファンに安心感を与えるとともに松井自信を安どさせたことは当然のことである。
読売ジャイアンツで十年、ヤンキースで七年、エンジェルス、アスレティックス各一年で昨年まで九年間を名門ティームで活躍した松井に、今年はどこのメジャー球団からもお呼びが掛からず、スプリングキャンプは単身でトレーニングを続けるという苦労と屈辱を味わったわけだ。
翌シーズンに備えて、春の合同トレーニング前に個人的にトレーニングに励むのは、イチロー初め多くの選手達が例年行事として実践しているが、所属先も決まらず、果たしてどこかの球団からお呼びが掛かるかどうかも分からない中での一人きりのトレーニングは、ある意味拷問に近い鍛錬だったのではないかと想像する。
今年こそ、このような変則的なトレーニングをこなしたかもしれないが、恐らく二度とこのような孤独な自主トレはゴジラといえども二度とやないだろうし、今年は初心に帰って我々ゴジラファンを卒倒させるくらい大活躍してメジャー十年目を優秀の美で飾って欲しい。
逆に言えば今回このような他の選手には理解出来にくい苦しい自主トレを完遂したからこそ、松井は精神的にも更に強くなり、我がボケ頭の予想では驚くべき成績を上げるのではないかと思う、と同時にメジャー在籍の中で一番多いホームラン数を期待したい。
確かヤンキース在籍中の最高本塁打が31本だから是非ともこの記録を破ってほしいと強く願っている。
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