毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年4月21日土曜日

「国民や中小企業経営者に景気回復の実感はあるか? NO!」

「時事雑感・草莽危言」2012-04-05

 新幹線でグリーン車を利用する観光団体を頻繁に見かけるので、ひょっとしたら国民の懐具合が少し楽になったのかと想像したが、どうも己を取り巻く経済状況との大きな格差に不信感を覚えていた。
そこで、先日いつも切符を購入するJCBの担当者に尋ねてみたら、曰く「その団体はJR系の旅行会社が企画している安売り切符によるもので、JRが子会社のホテルを支援する為にグリーン乗車券を大幅値下げして団体割引をすることでホテル宿泊客の増加を狙っている」とのことで大不況の産物らしい。
我がボケ頭みたいにまともな料金を払って乗る奴は阿呆ということになる。

同じような不況を逆手に取る商売がはびこっていて漫然と見ていると勘違いすることが多い。
先日も銀座に店舗を構える大手デパート同士が、ライバルの垣根を越えて協同で特売コーナーを設け集客に総合力を発揮しようと試みている記事を見た。
販売競争をする前に先ず銀座に顧客を集めるのが先決だというわけだ。
買い物客は安売り品を有名デパートの袋をぶら下げて自己満足するわけだ。
景気動向はヤボな政治屋や完了の下らぬ係数だけに振り回されていると、奴らの景気動向に騙されてしまうので我々はしっかり注視する必要がある。

大阪のデパートでは中国人観光客を対象にした特売競争を繰り広げているが、今までは中国に進出して工場を建設したり、コンビニを展開したりして現地で商いをしていたのに、今度は逆に日本国にお客様として過剰なサービスで歓迎するなど予想もしなかった現象が起きている。
これほどまで中国におんぶに抱っこ経済に甘んじていることを、本来中国嫌いの我がボケ頭から見れば不本意であると同時に不安で仕方がない。
いずれにしろ日中間には尖閣列島問題を初め不安定要因は沢山存在しているので、何時利害が反する現象が発生するかわからない。
そのような矢先に、昨日石原都知事が記者会見で尖閣列島の東京都による買い上げを発表した。
現在、尖閣は東京在住の個人所有であるが、石原構想によると所有者から東京都が買い上げ公有地として管理するわけだから中国を刺激するのは明白であり、民主党政権の領土管理の杜撰さに石原の堪忍袋の緒が切れたわけだ。

   2012年4月17日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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