「時事雑感・草莽危言」2012-04-02
民主党内の消費税増額反対派、つまり小沢グループの反対運動がますますエスカレートしてきたのに、野田は相変わらず反対派を無視して閣議決定した。
閣議決定に反対した小沢グループの連中で、副大臣が三人、政務次官一人、の政府関係者が辞表を提出し、野田は受理した。
但し民主党幹部の方は、鈴木幹事長代理以下約30人の役職者が辞任を申し出て現在執行部のもとで慰留工作を継続しているが、多分全員辞めると思う。
現在の衆議院任期は来年9月(2013年)までの一年半であり、例え消費税増額が自民党の賛成(あり得ないと思う)で承認されたとしても、第一段階の3%アップが実施されるのは2014年4月以後であり、野田政権というか民主党政権は既に政権の座から下ろされた後である。
次期衆議員選挙の結果単独過半数を獲得できる政党が選ばれない場合は、当然ガラガラポンで政界再編しなければ政治は前に進まないであろう。
もしも消費税増額反対派の連中が合併して政権を奪取したら、即消費税増額法案を凍結すれば、次に政権交代が行われなければその間は据え置きである。
今日(4月4日)にフジテレビ系のテレビを見ていたら、政治評論家の青山繁春氏が野田政権に関してわがボケ頭には予想外の独特の解説をしていた。
青山氏曰く「現在の政局でキャスティングボードを握っているのは驚くなかれダメ野田どじょう内閣だそうだ。」
自民党の谷垣と先日ホテルオークラで密談して、「消費税増額で協力してくれる見返りに解散総選挙の約束をしている」と断言していた。
沢山の政治評論家なる奴どもがうろうろいるが、この青山なる人物はいろんな意味で真実味がある。
青山氏は独立総合研究所なるシンクタンクを経営しながら、政局の解説も行うマルチタレントである。
今まで色々な政治評論家を自負している阿呆な解説を聞いてきたが、青山氏くらい平気で、尚且つリスクを省みず歯切れよく解説できるのはシンクタンクを経営しているからではなかろうか。
わがボケ頭には、今後の政局の中心に野田がいるとは考えられないけど。
2012年4月4日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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