「時事雑感・草莽危言」2012-01-04
昔から“病は気から”という言葉があるが、気持ちの持ち方や遣る気だけでは克服できない重病もある。
現在の不景気を病に例えるなら、正に個人の気力や遣る気だけでは生存困難な如何ともし難い重病不況である。
特に中小企業にとっては自力で生残れない企業生命存続の危機的状況に曝されているのに、だめ野田は何も対策を打てずに唯唯“消費税値上げ”のお題目を唱えるだけである。
生命の危機に直面している患者に向かって、野田は打つ手が無いから死ね!とほざいているヤブ医者の診断をしているのと同じである。
この国にはこのように国家を破滅に陥れるようなドジョウ指揮官しか存在しないのかと思うと愕然とするし本当に情けない。
マスコミの直近の調査では、だめ野田に対する国民の支持率は遂に40%を切ったと報道されている。
鳩山、菅の両阿呆首相の支持率を下回るのも時間の問題であり、前任二人があまりにも無能だったので後継者として野田は大いに期待されたにも拘わらずこの始末である。
危機的経済情勢の中で消費税を増額すると消費は一時的に落ち込み、3%上げても必ずしも財務省が意図している増収が確保できるとはかぎらない。
日本経済が通常の経済情勢下であれば、過去に1%アップで1兆円の増収が記録されたこともあるらしい。
現行の消費税5%で10兆円の税収を確保しているが、現在のような重症不況下では消費が更に冷え込み税収アップにつながらないというのが常識的な見解らしい。
半世紀近く中小企業経営に携わって来て、破綻も経験したし数多くの失敗もしてきたが、前向きな経営期間は一割以下である。
其の経験からして言えば、消費税増額の半分を完全に中小企業支援に廻すという条件ならば野田の唱えるお経?に賛成する。
だめ野田にそのような度胸も才覚もないことは承知の上のシャレ。
2012年1月16日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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