「時事雑感」2010-12-01
得点結果が10対8という僅か二点差の敗北なので、ラグビー界の常識(我がボケ頭の感覚では非常識)から見ればこのようなゲームに対しては、「早稲田惜敗」とか「慶応辛勝」とか表現して格好つけるのであろうが、我輩の感覚からすれば、早稲田メンバーの精神的統一感の無さが敗因で故に惨敗である。
敗因を挙げれば、前半13分に早稲田SO山中亮平(四年)が敵陣ゴール前で確保したボールを持って突進して、そのままグランディングすればトライを取れたのに、慶応選手のしつこいタックルを突き飛ばそうとして左手だけでボールを持ち替えた瞬間に落球してノッコンとなり幻のトライと化した。
山中は一年生からレギュラーに選ばれた逸材らしいが、昨年もつめの甘さを指摘されて一時控えに回されたりしたと聞いていたが、本質的には人間性は簡単に変わらないことを証明したのが、今回のインゴールノッコンである。
ラグビー馬鹿の見解では、勝利も敗戦も全ては出場選手全員が負うものであると言ってきたが、我がボケ頭は決してそのようなまやかしには同意出来ない。
早慶戦に敢えて我がボケ頭流解釈を追加すれば、あの山中の軽率なワンプレーが残り14名の闘志にどれだけ影を落したかはその後の早稲田選手の動きにはっきり表れていたと我がボケ頭は理解している。
山中と実力的にほぼ甲乙つけ難いスタンドオフの控え選手は数多くいるはずだし、この時点で思い切って交代させるくらいの英断をしておれば試合の流れは案外大きく変わったかも知れないと勝手に想像している。
今年から指揮をとっている辻監督に、そのような博打的選手交代の意識があったかどうかは知るよしもないが、勝利の為には百人以上の部員全員の総力戦を指揮するのが監督の責務である。
早慶戦ラグビーと空菅内閣を同じレベルで論じるのは聊か的外れということも承知の上で現在の与野党戦を見ていると、先ず与党指揮官アホ菅の決断力、行動力の無さである。
ティームの要である山中と同じく、菅政権の核である仙谷の度々の失敗で参議院では問責決議までされていて、先行きの政権運営は破綻寸前なのに仙谷の首を挿げ替えようとしない優柔不断さで政権沈没も時間の問題である。
早稲田には早慶戦の敗北を分析して来る早明戦には勝利を期待したい、一方アホ菅は即急に破綻沈没することを予告する。
2010年12月1日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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