「時事雑感」2010-12-03
早稲田は先の早慶戦が不甲斐ない敗戦だっただけに、今回の勝利は多少早稲田フアンに喜びを与えてくれた感じである。
早慶戦敗北の一番責任者としてSO山中を名指ししたが、今回の早明戦ではかなり気合を入れ直して戦っていたのが我がボケ頭にも伝わってきたし、勝利の立役者の一人であることに誰も異論はあるまい。
僅か二週間足らず前の敗北の中心選手が見事に心身ともに蘇ったわけだ。
やる気の復活がゲーム全体を通じて好プレーを生み、その結果が考えられないようなツキを早稲田に呼び込み今回の勝利に結びついたと信じている。
タイトルの“快勝”に?をつけたのは、最後のロスタイム四分から捨て身で突進してきた明治を阻止出来ずトライを奪われたからであり、この明治の最後の猛攻を跳ね返していたら、正に“快勝”そのものであった。
明治が長い間低迷したのと、早稲田が早慶戦で敗北した影響だろうが例年五万人の大観衆で埋め尽くされる国立競技場も満席という情況ではなかった。
人気と実力の差はトップリーグと学生ラグビーを比較すれば歴然としているが、実力に劣る学生を盛り上げるのも日本民族の国民性というものかな。
最近、実業団ラグビーもトップリーグに衣替えしてプロ化が進んで来たお陰で、外国人の一流選手が結構増えてきたのも良い傾向である。
オールブラックスやオーストラリア等の元代表選手やヨーロッパで活躍した経歴豊富な連中のプレーを見られるようになったのだから楽しみが増えた。
いつも疑問に思うのは、世界的一流プレイヤーの契約金があまり公表されないことである。
プロ化は進んでいるが、ラグビーティームの経営母体はあくまで日本のトップ企業であり殆どが上場企業であることも影響しているのかも知れない。
ティームを運営する為には数億円の経費が必要なので業績の悪い企業では株主総会で糾弾される可能性もあり、今後の景気動向に左右されるティームも出てくる可能性は否定できない。
日本サッカー協会の方は、運営母体の企業名を多少犠牲にして地元志向を強化し今日の人気を盛り上げてきたが、こちらの方もかなり世界的に有名な選手を集めているし内部的には多くの問題を抱えて経営しているのは事実であろう。
あほ菅や仙谷の問題に嫌気して政界批判を止めたわけではないので、、、。
2010年12月6日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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