毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年5月24日月曜日

「小沢、遂に政治倫理審査会に出席決意」

「時事雑感」2010-05-05

昨日(15日)小沢は東京地検の三度目の事情聴取を任意で受けた。
 聴取後に記者会見を行わず簡単なコメントを出しただけなので、小沢の現在の心境は推測の域を出ないが、今後の展開を考えた結果の結論であろう。
 七月の参議員選挙に民主党を勝利させることが小沢の政治生命を斯けた最後の勝負だから、その為に邪魔になることは徹底的に排除すべく行動するはずだ。
 今まで世論や野党や民主党内部の反小沢派の連中の批判を無視して、政倫審への出席を頑なに拒否してきたのも彼なりの作戦だったのかも知れない。
 
しかしながら鳩山の沖縄問題に対する政治的対応のまずさや、鳩山と自らの政治資金問題も重なって鳩山政権の支持率が20%に落ち込み自民党と肩を並べるに至っては、小沢としても不本意ながら多少政治姿勢の変更をせざるを得なくなったのだろう。
自民党を初め野党は政倫審を公開すべきであると主張しているが、従来から政倫審は非公開を原則としているのであるから、我がボケ頭は従来どおりの非公開で強行すれば充分だと考えている。
所が同じ民主党員でありながら、例によって前原が自民党等野党の尻馬にのって政倫審の公開を主張しているのは筋違いだと思う。
反小沢の幹部として小沢に嫌がらせを言っているのだろうが、このような前原の態度は同じ党員として全く情けない軽蔑すべき対応である。

小沢を批判する前に先ず鳩山に辞職願を提出して、鳩山も小沢も一連の政治責任を取って現職を辞するように要求すべきである。
それよりも鳩山首相は内閣の方針に反したとして前原を解任したらどうや?
世論の動向がどのように展開しようと鳩山も小沢も参議員選挙前には絶対に辞める気など無いので、参議員選挙前に内閣改造をやって反小沢派の閣僚、前原、仙石、枝野の三人を閣内から追放して小沢、鳩山、菅の三グループと協力グループだけで新内閣を構成してみるのも面白いと思う。
いずれにしろ九月には民主党代表選挙が予定されているし、現状の体たらくでは鳩山の続投は難しいだろうから、混戦は必至である。
今後の展開次第では小沢自ら出馬してもおかしくはないが、何しろ一寸先は闇の世界だから何が起こるか分からないのは当然である。

   2010年5月16日   元始求道会 毘沙門寺岡

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