2010-01-06
昨日の予算委員会に於ける野党最初の質問者は自民党の頭、谷垣であり、二番目、三番目が夫々自民党の陣笠議員の柴山、小里である。
九時から十二時までの三時間の内一時間半を谷垣が質問に立ち、残り時間を柴山、小里の二人が引き継いだが、何と谷垣以下三人とも初めから終わりまで「鳩山首相を巡る政治資金」に関する問題のみで終始した。
日本がいよいよ経済的にどん族に陥り、国民生活も中小企業も危機的状態の最中にありながら、鳩山の個人的金銭問題のみしか取り上げない自民党は、全く野党としての国民目線が欠けており、このような対応では自民の復活は絶対に不可能である。
鳩山の政治資金についての我がボケ頭の見解は度々述べているように、個人資産を本人が如何に大金を使おうと税金をしっかり納税しておれば問題ない、と言うのが我が思考である。
更に言えば昨今の大不況による税収不足状況の中で、鳩山首相は約6億円もの税金を支払ったそうだし、自民党員の弟も兄貴に負けまいと頑張って6億円相当を支払ったと報道されている。
だとすれば鳩山兄弟には高額納税の名目で表彰の対象にすべきであって、イチャモンをつけるなんぞもっての他である。
鳩山に文句つけたければ、谷垣以下先ず自らが5億円以上の納税をしてからにしてくれと言いたい。
ただここで我がボケ頭を誤解しないで欲しいのは、鳩山が多額の納税を実行したから、奴が日本国の親分として最も相応しいということではない。
野党の阿呆どもは二言目には責任を取って辞任せよと言うが、この程度のことで日本国親分が辞めていたら、現在の政治屋には誰一人として総理大臣の資格のある奴はいない、と言うのが我がボケ頭の結論である。
午前中の自民党の質問に続いて午後から公明党が質問に立っているが、これまた自民党と同じ鳩山の資金問題ばかりである。
このような立居地では、余計なことながら公明党の支持率も回復することはないし、参議院選挙にも善戦は無理であろう。
皮肉なことに、あまりにも同じ質問を受けているので鳩山首相の答弁がますますスムーズになり、段々自信満々に対応してきたのは明らかである。
2010年1月22日 元始求道会 毘沙門寺岡
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