毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2010年1月13日水曜日

「菅財務大臣就任に期待!」

2010-01-03

  藤井のじいちゃんが辞意を表明した時に、我がボケ頭としてはグループの親分で唯一要職についていない野田財務副大臣が適当と考えていたら、反小沢の一人だけに候補から外された。
  十八日から始まる通常国会の大臣答弁等を考えたら、野党自民党にとっては菅が最も攻めにくい相手だろうからその意味では面白いと思う。
  菅は就任記者会見で為替に言及して早くも勇み足を指摘されたが、日銀総裁が無能ゆえの肩代わりと解釈すれば良いわけだし、財務大臣としての本音をもらしたと言えなくもない。
  日本の場合あまりにも財務省と日銀の役割を明確にしがちだが、この縦割り行政は日銀総裁が豪腕で強い愛国的思想家で常に国益を念頭においている場合であり、現在のような無能無策総裁の状況下では財務省がデフレ対策も含めて強い指揮権を発揮すべきであると我がボケ頭は考えている。

  藤井の爺さんを財務大臣に就任させた鳩山人事に対して、いずれは今回のような藤井辞任劇は避けて通れなかったことは大方の見方だったし、そのこと自体は大して驚くことではないが、辞任の直接の原因は藤井が国会で大見得を切った道路特定財源の廃止を小沢の鶴の一声で鳩山が返上し藤井の面子を潰したことである。
  一度落選を機会に政界引退を決意した藤井だけに財務大臣に恋々としてしがみ付く気など毛頭無く、そのことを読み違えた鳩山の読みの浅さである。
  その鳩山のチョンボが結果的に菅の財務大臣就任を演出できたのだから、菅は真剣に中小企業対策に取り組んでほしい。
  
今まで菅は何かと言うと亀井金融担当大臣と反目の行動で対立していたが、先の菅の為替発言に対して珍しく亀井が菅を応援していたので、これを機会に財務担当と金融担当ががっちり手を組んで協力し、中小企業対策を初め懸案に向かってぐいぐい政府を引っ張って欲しい。
記者会見で菅は埋蔵金の摘出を本気でやることをぶち上げていたが、他の閣僚や官僚に如何に協力させるかに掛かっていることは明白である。
集めた金は全部そっくり中小企業支援に振り向けよ!
然らばポスト鳩山は確定である。

2010年1月8日  元始求道会 毘沙門寺岡

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