毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2009年6月18日木曜日

09-06-05

「千葉市長に民主党推薦、弱冠31歳 市会議員一期目の新人が圧勝当選」

  民主党は先の名古屋市長選に次いでの勝利である。
  現在の麻生体たらく政権下が継続すれば、各地の首長選挙では民主党推薦という肩書きだけで勝利出来そうである。
  千葉市の場合長年に亘り市長職を私物化していた前市長が逮捕された後の選挙という有利さはあったとはいえ、熊谷新市長には若さは勿論のこと私生活でも思考的にも大いに期待できそうな若者である。
  新聞のコラムでの紹介記事によると選挙戦で「政策チラシ」を一部でも多く配るため、生活費を節約し朝食は牛丼、スーツは二万円、乗っているのは軽自動車と自ら健全経営を貫いてきたわけで、選挙戦では自転車を駆って市内を走りまわり自らの主義主張を訴えたという。
  このような人物を選んだ千葉市民の政治意識はなかなかのもので、福岡市民よりは大分上級である。
  当選後マニフェストによる約束を次々に破棄している福岡市長に代えて、熊谷氏のような市長候補を民主党が次期選挙で推薦することを期待する。
  選挙に“たら、れば”云々は禁句であるが、小沢前代表がもっと早く辞任していたら、千葉県知事選挙でも民主党が勝利したかも分からない。

  千葉市長選挙で惨敗し、鳩山総務相とは喧嘩別れした後の直近支持率調査では、麻生政権の支持率はまた20%を切り、政権運営の危機ラインである10%台に戻ってしまった。
  古賀自民党選挙対策本部長が七月の東京都会議員選挙と衆議員選挙との同日投票を提案したと報道しているが、同日選は公明党が激しく反対しているしそのことを承知の上で古賀は主張したのだろうから、自公連立も衆議院解散で終焉を迎えるだろう。
  自民党の敗北を期待している我輩としては自民党幹部連中が纏まらないにこしたことはないが、どうせ負け戦なら公明党が反対しても博打をうつべきであろうというのが古賀の戦略であろう。
  ところが最近の麻生のぶら下がり記者会見での発言を聞いていると完全な開き直り戦法である。
  目標であった首相の座に就いたし、早いもので在任期間も10ヶ月が経過したし、後は満期の九月まで成り行きで対応するらしい。阿呆らしい!

     2009年6月16日 元始求道会 毘沙門寺岡 

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