「時事雑感・草莽危言」2014-08-01
中国国営新華社通信は29日、周永康前政治局常務委員(71歳)が重大な規律違反の容疑で党の規律部門の取り調べを受けていると伝えている。
容疑は明らかにされていないが、汚職などの経済問題の可能性が高いと言われている。
中国共産党の最高指導部のメンバーを務めた大物政治家が失脚したのは25年振りで、習近平国家主席の政敵として倒された側面が強いと指摘されている。
周永康氏は、現職を退いてはいるが、治安、警察部門に今も大きな影響力を持っているので、中国政局に激震が走るのは必至と見られている。
安倍政権は現在、習政権とは反目で外交的にはどん詰まり状態であるが、習近平も足元がぐらついているのであれば、焦って安倍の方から日中首脳会談など打診せずに敵の内輪もめを高みの見物でもして、日本国内の景気回復に全力投球すべきと思う。
新聞報道によると、政権闘争はまだ始まったばかりで今後どのような展開に発展するか我がボケ頭には予測できないが、敵の混乱に乗じて我が国が絶対的に有利に対応するのが安倍の腕の見せ所であり、是非国益を勝ち取ってほしい。
何しろ15億人の民を抱える巨大国家であり、一つの国家にまとめ上げるのは至難の業である。
中国は過去にも内戦を経験しているし、可能性としても皆無とは言えないと我がボケ頭は感じている。
新中国派の高村や財界人どもは今回の政変を少しでも予測していたのか問うて見たいものだ。
とにかく中国を一つの国として結束させるには超独裁体制しか選択肢は無いというのが我がボケ頭の思考である。
その観点から見れば、習政権は未だ一里塚であり、安定には程遠いし、焦って判断すべきではないというのが、我がボケ頭の思考である。
大阪城もアリの一穴からというのは中国に当てはめるのは如何なものかと思うが、北京の中国共産党本部は穴だらけかも知れない。
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