「時事雑感・草莽危言」2014-07-05
昨日の報道によると、安倍がブラジル訪問中の習近平に対して、11月に中国で開催が予定されているAPECに出席した折に会談したい旨表明した。
事実であれば、何と馬鹿げた外交手段なのか呆れてしまう。
中国は相変わらず安倍の靖国神社参拝に難癖をつけているし、尖閣諸島への侵犯は継続しているし、それらの難問を棚上げして敢えて習近平との会談を申し込んだとすれば、安倍は日本国の総理失格と言わざるを得ない。
安倍が総理就任一年を記念して2013年12月25日に靖国神社を参拝した時には、良くぞ積年の懸案を払拭してくれたと我がボケ頭は高く評価したのに、今回の習近平への打診が事実とすれば非常に残念である。
高村副総裁ごとき親中国派の茶坊主どもの働きかけに妥協したのだろうが、この報道はまやかし情報であることを願っている。
折角、靖国参拝から半年が過ぎ、中国側の脅しめいた言動や行動に怯まずに今日まで頑張って来たのに、このような弱腰では傲慢な中国を増長させるだけで我が国にとってメリットは皆無である。
政治、経済、外交等に関しては全て忍耐、我慢は絶対条件であることくらい安倍の取り巻きも承知しているだろう。
事、経済問題だけを取り上げれば、目の前に十億人以上の人口を抱えている巨大マーケットが存在しているのだから、それを無視することは無いだろうというのが営利主義の財界の連中の考え方である。
中国は靖国神社参拝に難癖をつけているが、全ての軍人も我々凡人も命を絶たれれば等しく神様仏様に救われるのが日本人の思考であり、靖国神社への参拝は当然の行動である。
日本人が祭られている場所を日本人が参拝するのは日本国民の当然の思考であり、あくまで内輪の行動である。
このような内輪の行動に立ち入るのは、家庭問題に国家が介入したり言及するような理不尽な行動であり、このようなことを中国が批判している内は絶対に妥協すべきではない。
日本が無意味に一歩後退すれば二歩も三歩も突き進んで来るのが中国の遣り方であり、今こそ安倍は腹を決めて対決すべきである。
2014年7月16日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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