「時事雑感・草莽危言」2014-01-04
現時点の主な立候補者は細川元首相と桝添元厚生大臣の二人が有力で、他に元航空自衛隊田母神幕僚長と日本弁護士連合会宇都宮前会長他数人が立候補している。
競馬に見立てれば細川と桝添が優勝候補で他の候補は優勝とは無関係な出走馬であり、出馬することに何かしら目的を持っているのであろう駄馬である。
現時点での所謂競馬評論家?の予想では桝添の馬券の売れ行きがトップを走っているらしいが、何とも解せないのが桝添を自民党が推薦していることだ。
表面的には自民党東京都連が推薦して本部としては支持しているとのことだが、何とも解せないのは桝添が2010年4月に自民党をみそくそに罵倒して除名処分を受けている人物であることだ。
そこで自民党若手のホープである小泉進次郎政務官が自民党幹部に対して苦言を呈している、曰く「桝添候補は自民党が野党に転落して一番困っている時に、“最早自民党の時代は終わった”と罵倒した人物であり、そのような経歴の候補者を自民党が推薦することは“大義”に反する。」と主張して自民党の姿勢に堂々と反旗をひるがえした。
全く進次郎の言うことは正論であり、親父の小泉元首相が桝添と反目の細川を全面的に支持したからと言うだけでは無いと我がボケ頭は想像している。
大義を平気で反故にするような桝添ごとき下衆をもしも都民が都知事に選んだら、多分猪瀬の二の舞を演じて世界に大恥をかくことになるだろう。
小泉元首相が支持応援する細川にしても、年齢の問題や何が何でも己の信念で東京都を変革すると言う強い熱意が感じられず、小泉頼みの要因が強すぎるのが懸念材料である。
もしも小泉が支持しなければ細川は立候補しなかっただろうし、強い自主性が今一感じられないのは我がボケ頭だけではあるまい。
桝添の公私に亘る経歴を見てみると、己の欲望の為ならば如何にお世話になった相手に対しても切り捨てたり逃げまくって来た姿が目に付いて仕方ない。
このような人物を東京都民が都知事として選んだら、奴は途端に豹変して己の欲望を満たす単なる道具として都政を私物化するであろう。
大げさに言えば、東京都知事のポストは日本国の総理大臣に次ぐ国際的にも関心の持たれる地位であり、都民の良識ある選択を祈るのみである。
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