「時事雑感・草莽危言」2013-10-01
安倍は今まで消費税を現在の5%から3%アップして来年4月から増額することを、今朝の自民党幹部会で正式決定し今日、夕方の記者会見で発表することを明言した。
我がボケ頭の感覚では、今回の消費税アップで安倍の長期政権説は消滅したと感じている。
消費税増額に対する直近のマスコミ調査によると、国民の反応は五分五分で安倍政権が発足した時点から比べると、かなり反対意見が増えている。
今日、夕方記者会見で正式に増額を発表した途端に、安倍の支持率は大幅に下降し、株価も下落しアベノミックス効果も急激に弱体化すると予想している。
本来、労働組合や中小企業の味方であるはずの民主党が野田政権時代に何を血迷ったのかしらないが、消費税増額に賛成したのがボタンの懸け違いの始まりである。
低収入層である中小企業や労働組合員が例え消費税といっても税金には違いないし、自分たち負担増になる増額に賛成するはずがない。
今日の発表後、時間の経過と共に増額反対の声が日に日に増大するだろう。
中小企業関係者や低所得者層や年金生活者等の厳しい状況を無視して、唯、財務省の言いなりに消費税を増額するなど言語道断である。
消費税を上げると同時に法人税率を下げるとか東北災害に便乗した復興税を前倒しで廃止するとか、弱者層にしわ寄せするような政策を推進することが不思議でならない。
十一年前に橋本政権が消費税アップを決定したのが命取りとなり政権を投げ出したことを忘れたらしい。
六年前に国会で午前中施政演説をして、午後から急に首相を辞任すると言う全く訳のわからぬ首相退任劇を演じて国民を驚かせ、政治不信の代名詞を演じたことを忘れてしまったらしい。
このような過去ありの人物を総裁に任命した自民党の体質をもう一度問い直す必要性を痛感しているのは我がボケ頭だけだろうか?
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