「時事雑感・草莽危言」2013-08-06
イチローは現在39歳で今年中には40歳になるとのこと。
プロデビューして最初のヒットが19歳とのことだから、20年で4000本安打を打ったということは、毎年200本を量産したことになり超人的な数字であることにただただ驚かされるばかりだ。
我がボケ頭が最初にイチローの数字に感心したのは十年連続200本安打を記録した時であり、その時も記録には感銘を受けたけど人間性はイチローより松井ゴジラの方により魅力を感じていた。
両人とも勿論我がボケ頭には面識はないので、両人に対する我がボケ頭の判断はテレビ等での彼らのインタビュー画面や発言等が大部分なので、あくまで我がボケ頭の勝手な推測による感想である。
両者に対する我がボケ頭の判断理由は松井の話ぶりは如何にも素直で自然体であり、屁理屈を言わないところである。
一方のイチローの話には何かしら理屈が多すぎるように感じて仕方がない、と言う一点だけである。
そうかと言って我がボケ頭の感想がイチローの記録を薄める要因になることは全く無いし、超人的記録に対する評価は世界のメジャーフアンと同じである。
イチローの記録とは直接関係ないが、プロ野球選手の自己管理は我々中小企業経営者の経営姿勢と合い通じるものがあるのではないかと考えた次第。
イチローはシーズンオフもシーズン中と同じように練習し鍛錬に励んでいるらしいが、中小企業経営者も365日経営に没頭しなければ生き残ることが難しいと言う点では同じ環境である。
メジャー選手の中では平均的体格よりは少し劣るぐらいの選手であり、たしかに走力は多少抜きん出ているし、運動神経や反射能力も優れているが、彼の今日あるかなりの部分は他の選手より圧倒的に多い練習と肉体的鍛錬の差ではないかと専門家の間では認識されている。
この20年の間に、日本プロ野球界での振り子打法を、メジャーに舞台を移したら奴らの速球に対応する為に振り子打法を修正して新しい打法で対処した。
その後加齢に準じてバントヒットを駆使する打席を臨機応変に対応する作戦に変えたりする手法は、正に中小企業経営そのものである。
この思考もまた中小企業経営者が鏡にしなければならない手法である。
0 件のコメント:
コメントを投稿