「時事雑感」2015―03-03
報道によると、昨年、12月13日、初の国家哀悼日の式典に参列した中国習近平国家主席は下記のように架空の虐殺事件に言及した。
「日本政府が南京大虐殺の事実を否定しようとしても、30万人の犠牲者と13億の中国人民、平和と正義を愛する世界の人々が許さない」などと事件の犠牲者が30万人に上がるとの中国の立場を更に強調した。(朝日12・13)
また李克強首相は、今月5日開幕した全人代での政府活動で、今年が抗日戦争勝利から70年にあたることに触れ「反ファシズム戦争と抗日戦争勝利70周年記念行事を催す」と表明した。
抗日戦勝記念日の9月3日頃には北京で大軍事パレードを実施するとのこと。
中国政府はこのように架空事件をでっちあげて日本国民を冒涜しながら、他方では安倍が中国の70周年記念日に出席するように水面下で運動している。
最近の報道記事によると、中国から三年ぶりに大臣クラスの幹部が来日しているし、日本から中国への訪問客に対して非常に積極的に応対しているらしい。
自民党幹部連中が経済人を引き連れての中国訪問が盛んに報道されているが、わがボケ頭は絶対反対。
あまりに政治と経済が分離して行動しては国益を損ねることは間違いない。
安倍を無条件で招待するのであれば多少考慮する必要があるが、訪問にさいして靖国神社にお参りするなとか、尖閣諸島は中国古来の領土であることを認めよとか日本政府が絶対に認められないことを挙げてばかりいるのに、安倍が訪中するわけがない。
中国政府から虚仮にされるのは日本政府がしっかり対応してこなかった所にも原因があることをこの際しっかり、真剣に反省し、中国政策を更に強固な姿勢で取り組みなおさねばならないと強く感じている。
2015年3月18日 元始求道会 毘沙門寺岡
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