「時事雑感」2015-03-01
第三次安倍内閣で農林大臣を辞任した西川議員の追求に端を発した予算委員会は、次々に不正処理入金大臣を名指して批判をエスカレートしている。
過去には自民党現職大臣の石破や小渕優子や片山さつき等の自民党の中堅クラスがやり玉に挙げられ次の選挙で苦戦を強いられている。
今回の非難合戦で一番傑作は現役法務大臣の上川陽子に対する嫌疑であろう。
我が国法務大臣の最大の仕事は裁判で決定した死刑囚に対する死刑執行命令であろう。
その他の法務関係の仕事は其々の責任者が遂行するので形式上は“法の番人”の最高責任者である。
その法治国家日本の最高責任者が、自ら選挙資金規正法に違反していると野党から攻撃を受けて大臣の座から引きずり降ろされそうな状況である。
第一次安倍政権から数えると既に7人もの大臣が辞めさせられているので、もしも上川大臣が徹底的に野党の攻勢に合い守り切れずに辞任すれば多分安倍政権は下野せざるを得ないのではないか。
故に、安倍は何が何でも法務大臣を守る為に民主党の岡田代表、枝野幹事長、大畠前幹事長、福山前大臣等を引きずりだして泥仕合を展開するだろう。
今回の補正予算には、我々中小企業に対する支援策も多少含まれているらしいが、奴ら国会議員は国民や中小企業の景気刺激さくなど全く無視である。
こんな奴どもにこの国の政治を遣らせていてはいずれ中国とロシアの格好の餌食になるだけだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿