「時事雑感」2015-02-04
勉強不足の我がボケ頭は、我輩の商いとは異質の農業関係ということもあり、あまり関心を持っていなかった。
ところが最近の新聞紙上やテレビニュースで全中会長の万歳 章 氏の顔写真を見る機会が多くなり、関連記事を読む機械が増えた次第。
我がボケ頭の今日までの解釈では、農協は自民党の最大の支持団体だと理解していたのに、何が原因で対立するに至ったのか調べて見ることにした。
詳しいことは別にして、安倍が第一次内閣を成立させた時にあべの政策にことごとく立ちふさがり、挙句の果てに安倍は健康を害して退陣を余儀なくされた。
報道によると、JA全中が持っている全国傘下の農協に対する監査権限を剥奪して、別の監査法人に権限を以上させようと政府は画策しているとのこと。
全中にして見れば、監査権限の返上は全中の存続問題を左右し兼ねない事態であり、絶対に賛成できるはなしではない。
全中会長の万歳氏が両手を上げてギブアップせずに、逆に勝利の万歳を画策しているので果たしてどのような結末に落ち着くのか興味のあるところである。
農協と言っても、東京周辺の不動産成金農家から北海道や沖縄やそのた過疎地で米しか作る術を持たない金持ちと貧乏人の寄り合い所帯だから纏まるのは困難だろう。
とは言いながら、米の高値買い上げ政策や減反補填金や休耕田保証金政策等、至りつくせりの支援策を基本に“なあなあ政策”で手を打つと思うと我々中小企業は頭に来るぜ。
2015年2月12日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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