毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年9月13日金曜日

「堺市市長選挙をめぐる自民党の優柔不断な選挙対策と、不可解な竹山市長の行動」

時事雑感・草莽危言」2013-09-05

 大阪府堺市の市長選挙が世間を騒がせているが(多分、大阪府民)、4年前の市長選挙では人気絶頂だった維新の会の橋下大阪市長や松井大阪府知事の全面的な応援を受けて前市長を破り堺市長の座を射止めた経緯がある。
 それにも拘わらず今回の選挙では橋下、松井、維新の会を敵に回して、代わりに4年前は敵だった反目の共産党等をかき集めて選挙に臨むらしい。
 堺市は人口約85万の政令指定都市であり、市長選挙を私利私欲や政争の具にすることは怪しからぬ話であり、堺市民を冒涜する行為である。
 我がボケ頭は義理人情を基本姿勢に生きてきたので、前回の選挙では橋下や維新の会の応援で市長の座に就けたのは事実であり、今回の選挙ではそれら恩人達を敵に回して戦うとは竹山は本当に下衆である、と考える。
 こんな下衆野郎を政令都市の首長に当選させるようでは堺市民の恥である。
 政界がいくら“一寸先は闇”の世界とは言え、竹山は大阪府で長年勤め上げた公務員OBである。
 然らば尚更の事、義理人情を弁えて行動すべきであり、せめて今回は出馬を見合わせて維新のしがらみを落として次期選挙に臨むのが人の道ではないか。
 人口二、三万人の町長選挙ならいざしらず、85万人の市長選挙を私利私欲で目指すような奴は絶対に当選させてはならない。

 かといって言って俺は決して橋下や維新を今は全面的に支持しているわけでは無いし、石原前都知事と合併して代表二人制なる体制に組織変えしてからの維新の会には設立当初の魅力が完全に消滅した。
 ところで理解しがたいのが、自民党の堺市長選挙に対する姿勢である。
 竹山の選挙支援を巡って自民党本部と大阪府連の対応が公明党の立場を配慮して対立し、大阪府連は“推薦”を、自民本部は公明党に配慮して“支持”を主張したが最終的には本部の立場に譲歩して“支持”で決着したとのこと。
 我がボケ頭は推薦も支持も大して変わりないのではないかと推測しているが、念の為に辞書を引いてみると、推薦とは「いいと思う人を他人に薦めること」とあり、支持とは「その人の意見・行動などに賛成して後援すること」。
 我がボケ頭の鈍感な認識ではどちらも大差ないように感じて仕方がないが、具体的にどのような違いがあるのか知りたいものだ。

  2013年9月11日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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