「時事雑感・草莽危言」2013-05-03
長嶋・松井が国民栄誉賞を同時受賞すると発表された時に先ず感じたのは、長嶋は未だ受賞していなかったのか、という思いである。
何故なら、日本のプロ野球界で長年に亘り長嶋、王時代を築いた二人の内、王は36年前の37歳の時に受賞しているのに、野球人としてすべての面で王と競ってきたミスタージャイアンツの長嶋が今まで受賞していなかったことに不思議さを感じたからだ。
プロ野球選手で他に受賞しているのは元広島カープの衣笠がいるが、受賞基準はどのような根拠や理由なのか知りたいものだ。
過去に受賞を打診されながら断った選手のなかに元阪急ブレーブスの福本がいるし、辞退理由は栄誉賞を貰うと“立ち小便”も出来なくなるからとか言われているが、イチローも二度にわたり推薦されているが、辞退理由は現役継続中だからと言われている。
そのようなことを考えて見ると、我がボケ頭の推測では長嶋元監督にも推薦の打診は数回行われていると思うが、事実を本人の口から聞きたいものだ。
それにしても授賞式を松井の引退セレモニーを兼ねて二人同時に、それも安倍首相に始球式の審判までさせて行うのはちょっと遣り過ぎと思うが如何?
松井がもっと打ち易いボールを投げて、長嶋のバットをかすったボールがキャッチャー役の原のミットを外れて、安倍の顔面でも直撃してぶっ倒れておれば更にニュース価値が倍増しただろうに聊か残念なり。
受賞者資料によると長嶋、松井の二人を加えて合計22二人が受賞者に名前を残すことになるが、受賞者の大半が芸能人とスポーツ選手である。
受賞者の中に政治家が一人も居ないのは、政治屋ばかりで国益の為に尽くす政治家が皆無であることを選択者の首相が認めているからではないか。
政治屋どもは色々な勲章を勝手に沢山作って自分たちにばら撒いているので遠慮しているのだろうが、本当に命がけで国益に尽くす政治家が出てくれば国民は喜んで表象に賛成するであろう。
中国との外交問題や国内経済の弱体化等多くの国難に直面している今こそ、本気で国家を救済するための本当の政治家が一刻も早く出現してくれることを心から念願する。
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