毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年5月14日火曜日

「自衛隊に“破壊措置命令”発令中もゴルフ三昧の安倍の無責任感覚」


「時事雑感・草莽危言」2013-05-04

 新型弾道ミサイル発射をめぐる北朝鮮の脅しに対し、小野寺防衛大臣は4月8日に安倍首相の承認を得て自衛隊に対して“破壊措置命令”を発令した。
 これは敵のミサイル等が日本に飛来する恐れがあると防衛大臣が判断した場合に、被害を防ぐ為に発令する一種の戦闘行為である。
 つまり部下の自衛隊には戦闘体制に入る準備をさせておきながら、安倍は女房や側近どもとゴルフに熱中していたと言うのだから、最高指揮官がこんな体たらくで日本国と国民を守ると言う防衛意識があるとは考えられない。
 第一次安倍内閣は健康を害して無様な退陣を余儀なくされた悲惨な記憶が未だ引きずっているので、何が何でも己の健康維持を優先しているのだろうが、国民の安全を無視して己の保身を優先するような奴は一刻も早く退陣すべきだ。
 安倍の親分の森元首相も、首相在任中のゴルフプレー中に発生した事件の対応が遅れたことが引き金で退陣させられたことを忘れたようだ。
 平穏無事な状況下と緊急事態とで頭の切り替えも出来ない奴に、国家と国民の命を預けるわけには行かないのは当然である。

 歴代の総理大臣は就任後一ヶ月後くらいには住まいを総理官邸に移しているが、安倍は就任後すでに五ヶ月が過ぎたのに未だ私邸住まいを続けている。
 首相が住まいを官邸に移るのは、総理大臣たる者は365日国民の為に奉仕するようにとの意味もあることを未だ自覚していない。
 安倍は就任以来、国家国民のために大した仕事をしていないが、たまたまアベノミックスを喧伝した直後から株価が上昇し、為替の円安ドル高の影響で日本の景気が如何にも回復したように錯覚させ、マスコミも阿呆な国民を煽るので完全に騙されてしまっている。
 中小企業経営者や従業員や低所得労働者は決して稼ぎが増えたわけではないし、景気が回復したなど全く感じていないはずである。
 安倍は前回の政権運営の失敗を教訓にして、大手マスコミを徹底して取り込むために、政権奪取直後から読売等新聞社の社長と連日会談して協力を要請し、見返りにマスコミ業界が抱えている懸案解決に努力することを約束している。
 相変わらず不況は続いているのに、連日景気は回復したような記事を掲載されると我がボケ頭を初め阿呆な国民はつい洗脳されてしまう。
 安倍に無策を許している要因の一つに、民主党の超弱体化の責任も大きい。

   2013年5月10日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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