毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年5月21日火曜日

「安倍内閣・飯島勲参与が突然、北朝鮮訪問?」


「時事雑感・草莽危言」2013-05-05

 安倍政権に飯島勲氏が内閣参与として就任した時から、安倍が北朝鮮政策の前進を考えての伏線かなと我がボケ頭も考えたことはあるが、まさか今回のような形で飯島が北朝鮮トップと会談するとは正直予想外だった。
 それも会談の前提として拉致問題の解決を北朝鮮側に突きつけた上での今回の会談実現というから、先行きに不安や新たな問題発生を予想する国民は多いはずだ。
 かく言うわがボケ頭もその内の一人であるが、北朝鮮の過去の行動や言動や政策に振り回されてきた我が日本国の政治屋どもにとっては尚更である。
 今回の飯島の行動には過去の通例では納得しかねることが多々あるが、北朝鮮側との会談は何しろ敵方?北朝鮮側のど真ん中で先方の幹部共に囲まれて行われたので、異例づくめであることは当然だし全てが北朝鮮ペースで行われても何ら不思議ではない。
 ただ我がボケ頭が先ず奇異に感じたのは、飯島が帰国後、菅官房長官と会談するのにわざわざ都内のホテルで会談内容なり報告を受けたことである。
 帰国後、飯島が官邸に直行して帰国報告説明を行えばよいことではないか?
 何故なら飯島の肩書きは内閣府所属の参与ということなので、菅の部下だろうから、常識的に言えば上司である官房長官に報告に参上するのが社会的しきたりだと思うのだが。
 
 飯島の北朝鮮訪問に関しては、事前に日本政府からの連絡を受けていないと、米国政府は日本政府に対して強い不快感、不信感を示しているので、今後の日米関係にかなり水を指したことは間違いない。
 米国が大人の態度で安倍政権に接してくれればよいが、現在の安倍政権に対してオバマ大統領が今回の安倍政権の暴走?を黙認するとは思えない。
 アメリカの厳しい見方に対して、中国は比較的冷静なコメントを出しているのが我がボケ頭も意外な感想である。
 尖閣諸島問題等で最悪の関係にも拘わらず比較的穏便なコメントで、本音を出さないのが外交というものなのだろう。
 北朝鮮と一番対峙している韓国は、現在の日韓関係そのままに一番日本政府に厳しい声明を発しているのは、竹島問題等を抱えている韓国としては仕方のないことだろう。
 
   2013519日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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