「時事雑感・草莽危言」2013-04-03
今年も開幕時点では日本人選手がイチロー以下十人以上メジャー登録されたが、やはり松井の抜けた穴を埋めるに相応しい選手がいないのが寂しい。
確かにイチローが昨年後半ヤンキースに移籍したが、名門ヤンキースでは話題性に欠けているのも仕方がないのかも知れない。
野手ではナショナルリーグのブルワースで昨年レギュラーを獲得した青木の活躍が期待されるが、知名度と言う点では今一である。
その点投手陣ではレンジャーのダルビッシュ、ヤンキースの黒田、マリナーズの岩隈の三人の先発投手陣の活躍が大いに期待されるところである。
特にダルビッシュは最初の試合で完全試合寸前まで好投して早くも初勝利をあげている。
この試合は14三振を奪い、九回2アウトまで好投したのに最後にピッチャー返しのゴロヒットを打たれて世紀の大記録達成を残念ながら逃がした。
試合後のダルビッシュはインタビュウーで、「大記録を逃がして悔しいけど、自分には未だ大記録を達成する実力が無かったから仕方がない」と、淡々と話していたのが印象的である。
一方の黒田は最初の試合で、ピッチャー返しの強打を右腕で抑えようとして指に怪我をして二回で降板し、敗戦投手のスタートとなったのが残念。
幸い怪我は大したこと無かったと言われているし、次回からまたローテーションに復帰するとのことなので、頑張ってダルビッシュと競って欲しい。
マリナーズの岩隈も初勝利を上げたので、今年はかなりの好成績を期待したいし、応えて奮闘すると思う。
残りの上原以下他の投手陣は中継ぎ陣だが、三人くらいは結構当番機会が与えられると思う。
日本プロ草野球に比べたら、メジャーの競争の熾烈さは我がボケ頭ごとき度素人にさえ感じられるほど強烈である。
折角、メジャーを目指してアメリカに渡ったんだから、怪我をせずに全員が何とか夫々の状況の中でこの一年間を是非とも頑張って欲しいものだ。
2013年4月6日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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