「時事雑感・草莽危言」2013-03-01
今朝の朝日朝刊一面に「海保、海自艦の転用検討」という見出しが目に付いたが、我がボケ頭に言わせれば、何と政治屋や役人どもは無駄の好きな奴どもだと更に確信した。
以前にこの欄で「海上保安庁は海上自衛隊の傘下に入り、国家が危機に遭遇した場合は海上自衛隊の指揮下に入り行動すべきである」と持論を述べた記憶がある。
尖閣諸島周辺に対する中国艦船の度重なる侵犯に、海上保安庁の能力では対応出来ず、窮余の策として海自の4000トン級の就役から30年経過している来年退役予定の護衛艦4隻を海保に転用させようという計画らしい。
転用には先ず大掛かりな改装や人員配置、教育等、当然のことながら勿論多くの問題を解決しなければならないし、簡単にスピーディに実現出来るとは思えない。
然らば何故、いつも我がボケ頭が主張しているように、海自が保有している世界でも最新鋭のイージス艦を尖閣周辺に直接張り付けして中国艦艇の領海侵犯に対抗しないのか不思議でならない。
先日のニュースによると、民主党政権時代に岡田元副総理が中国艦艇と我が国自衛艦や海保の巡視船が接近しないように指示していたとの報道が為されていたが、この岡田の発言や指示が事実とすれば奴は正に国益を損なわせた国賊その者である。
民主党政権時代のこの無定見な弱腰作戦が中国政府をのさばらせ、今日の頻繁な日本領海侵犯行為を拡大させたことは間違いない。
民主党政権時代に犯した民主党政権に関わった奴どもは大半が先の衆議員選挙で落選したが、岡田他数人の幹部がぬけぬけと議員バッジをつけているが、奴らの政治責任を追及して早急に国会から追放すべきである。
護衛艦を巡視船に転用させるのは言うは簡単だが、実行するには難問山積で実現性に乏しいことは譲渡すべき海自の幹部がその困難に正直に言及している。
現在の制度では海上自衛隊は防衛省に所属し、海保は国土交通省に所属しているので縦割り行政が邪魔して海自と海保の協力など夢物語である。
早急に憲法を改正して国民と国土を守る新体制を組織化しなければ、血税の無駄使いばかりが増えて、本来の国民と国土を守る体制には程遠い現実が継続するだけである。
三十万人の警察官の内、三十歳未満の警官は国家の危機に際しては、即自衛隊傘下に入り自衛隊の指揮下で国家国民を守る作戦行動に参画するような、新しい組織を早急に整備することを心から強く期待したい。
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