毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年2月21日木曜日

「全日本女子代表選手15人の告発問題に翻弄される全柔連とJOC(日本オリンピック委員会)」


「時事雑感・草莽危言」2013-02-02

 たかが女15人、されど女は強しというのが我がボケ頭の実感。
 今回の日本代表女子選手達は柔道が強いのは当然だけど、我がボケ頭の感ずるところではお頭の方も相当切れ味鋭いメンバーのようである。
 我がボケ頭も若かりし頃は体育会系なので、スポーツ記事には特別に関心を示す傾向があるが、今回の騒動はネタもとが日本を代表する女子柔道選手の謀反行動と言う点で必要以上に関心を抱いた次第。
 我がボケ頭を含めて元来一般社会には、一流スポーツ選手に対してスポーツ馬鹿というあまり有難くないネーミングが付与されることが大にしてある。
 今回の事件を知ったときに、我がボケ頭が思い出したのが、同じ柔道指導者で熊本の女子大生に対して強姦事件で起訴され、懲役五年の実刑判決を受けている内柴選手のことである。
 内柴は北京オリンピックの金マダリストであり、旭化成柔道部では現全柔連会長の上村春樹氏から薫陶を受けている。

 人間集団には政界であろうと、経済界であろうとスポーツ界であろうと派閥に等しいグループが派生するのは仕方のない社会現象であるが、せめてスポーツ界位は健全なる派閥で、利害損得があまりにない存在であってほしい。
 ロンドンオリンピックで日本柔道が惨憺たる成績に終わった後、男子の篠原監督が解任されて当然と考えた後で、なぜ女子柔道の監督は首が繋がったのか門外漢ながら不思議に感じていた矢先に今回の告発事件の発生である。
 起こるべくして起きた、たまりに溜まった不満のマグマが爆発したのだろう。
 そのように単純に考えて背景を考えていたら、園田前監督は明治大学OBで上村柔道連盟会長の後輩であることがわかり、成るほど親分のお陰で首がつながったという背景がかすかによみ取れた。
 我がボケ頭の素人推理が的を外れていることを信じたいが、スポーツ界にすらドロドロした人間関係が入りこむようではスポーツ界も血税をむちゃくちゃつぎ込む様な振興資金制度はそろそろ止める時期にきているのではないか。
 滋賀県大津市立高校バスケット選手のコーチによる理不尽な扱いによる自殺事件を皮切りに、大阪市立高校選手の事件といい今や学校スポーツのあり方が喧々諤々おおいに議論されているが、果たして何時まで続くか直視したい。

    2013年2月5日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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