毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年2月21日木曜日

「日本を取り囲む日中、日ロ、日韓の領土問題が再燃」


「時事雑感・草莽危言」2013-01-4

 日本対中国(尖閣諸島に関しては台湾も独立国として所有権主張)、日本対ロシア、日本対韓国、日本国は三か国に対して対峙しているが、内容は夫々大きく異なった背景を抱えていることを理解しなければ意味がない。
 先ず韓国との間で係争中の竹島であるが、日本側は歴史的背景を裏づけに日本国の領土であると主張しているが、韓国は数十年前から日本の腰抜け外交のもとに、韓国軍隊による要塞化を進行させ、武力で阻止することをせずに今日では完全に韓国の要塞化兼観光地と化している。
 先般は退任寸前の大統領までが訪問するパフォ-マンスを遣らせる体たらく。
 竹島の場合は島の面積そのものはちっぽけな小島であるが、これが基準に領海の線引きを行うので国益にとっては大きな影響を与える。

 次にロシアとの北方四島問題であるが、四島の合計面積や豊富な水産資源やガス伝、石油等の海洋資源を勘案すると膨大な資源が埋蔵されていると推測される故に、ロシアも厳しく対応してくるだろう。
 ロシアは確かに世界一、二の海洋資源を埋蔵していることは規定の事実であり、ロシアが不足しているのは深海に至る大量のガス伝等を開発するに十分な未だ技術を開発できていない現実である。
 仕事に専念することよりもウオッカを飲む方を優先するロシア民族には、ロシア民族だけで開発することの困難さを十分認識しており、その弱点を如何に日本政府が素振り上げて今後の日ロ交渉に臨むかであろうと思う。
 
 現在、日中間は尖閣諸島問題について、中国側の不条理な主張に振り回されているが、歴史的には日本領土であることは明確であるが、国境線や領海,領空は大にして戦争の結果変更してきた歴史がある。
 日本は対中国交渉を有利に運ぶために、大きな先行投資を危険承知でやり、中国に日本の魅力を再認識させる必要がある。
 ロシアは無条件に日本のあらゆる先進技術を導入や工場移転、広大なシベリアの開発等、ガスや石油の見返りに中国に対抗する産業発展が最重要であることは、プーチン大統領が最も期待しているところである。
 ニュースによるとプーチンが肩入れしていたソチ冬季オリンピックが来年の2月開始に赤信号が出始めたらしいので日本が国益無視して援助せよ。

    2013年2月8日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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