毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年2月21日木曜日

「中国は何故、最近益々東シナ海に海上、航空警備を強化しているのか」


「時事雑感・草莽危言」2013-02-03

 日本のマスコミは盛んに尖閣諸島問題を取り上げるが、中国の漁業監視船が三隻領海侵犯を繰り返し五時間後に引き上げた、というような我々にしてみれば聞き飽きた情報ばかりである。
 対峙する日本の巡視船も狙撃して追い返す行動を起こすわけでもなく、中国も日本の巡視船が威嚇射撃などをすることは全く眼中にないような行動である。
 然らば石油不足の中国が貴重な燃料を無駄遣いしてまで、実りのない航海を継続するはずがないので疑問を感じていたら、今朝(2月6日)の朝日新聞朝刊一面に、我がボケ頭の知識不足を多少なりともカバーしてくれる記事を見た。
 朝日、産経、読売三社が一面トップで期せずして同じ内容の見出しを掲載。
 「中国艦,海自艦に射撃レーダー照射、尖閣沖公海上で。」
 さらに「中国の挑発 危険域  安倍政権異例の公表」と打ち出している。
 要するに従来の日本のマスコミはどいつもこいつ中国の漁業監視船と日本の海上保安庁のチキンレースばかりを報道して裏に隠された真実を報道することはなかった。
 
 ところが中国の思惑によれば、尖閣問題は見せ金であって中国の狙いは明らかに東シナ海全体の確保であることが明らかになってきた。
 最新式の射撃、攻撃にはレーダーが利用されているので、我がボケ頭にはますます理解不能になりやすいが、要するにボタン一つ押し間違いが大戦争の発端になることだけは間違いないらしい。
 「今回の中国による射撃管制用レーダー照射は、軍事的な国際常識からいえば攻撃の意図を見せたも同然で、挑発や威嚇を超えている。
 米海軍であれば即座に反撃体制を取っただろう。」と元幹部は語っている。
 NHKも含めた日本の大マスコミは尖閣諸島周辺の小競り合いばかりを取り上げてきたが、今にして思えば中国の新政権習近平親分は,尖閣諸島も含めて東シナ海全体を一気に飲み込んでしまう位の気合の入れようである。
 民主党政権の三年間は、確かに国益を大きく毀損したことは否めないが、しかしながら今更奴らの国賊としての行為を追及しても元にもどるわけではないし、ここのところは安倍が目先の参議院対策等に拘束されることなく、広く国民に現在の危険極まりない日中関係を説明し、中国と対峙すべきである。
中国に不安を打破せずして日本の安泰は絶対に存在しない!

   2013年2月6日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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