「時事雑感・草莽危言」2013-12-02
世界の人々の注目の中で、9月7日に2020年のオリンピック開催地が東京に決定した。
日本の最友好国の一つであるトルコを破っての快挙だけに何だかトルコ国民の皆さんには本当に申し訳ない気がしてならない。
開催地決定前の記者会見で猪瀬は大きな失言をしたのにマスコミは都知事に遠慮して大きくはとり上げなかったことがある、曰く「トルコは熱狂的なイスラム教国家だからオリンピックのような世界的な祭典の開催には適当ではないのではないか」と言って我が国最大の友好国を非難して顰蹙をかっている。
幸いトルコのエルドアン大統領以下マスコミも日本側の立場に配慮して猪瀬の失言を取り上げず、国際問題に発展せず平穏に推移した経緯がある。
過去には道路公団民営化の委員在任中に、法外なタクシー代を再建中の公団に請求したことが発覚してこれまた顰蹙をかっている。
過去の数々の非常識な行為や行動については週刊誌がこぞって書き出したので、今後は百条委員会でも取り上げられるだろう。
週刊誌の見出しを二つ掲載すると、一誌は「猪瀬は首都の恥!」、二誌は「猪瀬は東京オリンピックにドロを塗った大バカ者」と強烈に指弾している。
前回の都知事選挙で400万票以上の得票をした男に対する強烈パンチであり、推薦した石原慎太郎も責任は免れないはずだ。
石原の推薦はあったものの2007年に副知事に取り立て、都議会も承認し、更に都知事選挙で推薦した都会議員も沢山いたはずだし、奴らの責任も問われなければならない。
それらの罪滅ぼしの為にも奴ら都会議員は本気で真剣に猪瀬の罪と責任を追及し、刑事告訴に踏み切らなければならない。
5000万円の貸借関係だけではなく、徳洲会関連施設に対する東京都からの多額の寄付を受けた贈収賄事件として、都議会から告訴しなければ責任をはたしたことにはならないことを特に関係都議員は肝に銘じるべきである。
石原慎太郎親子と徳洲会親分との親密な関係も取りざたされ始めているし、徳田親分から多額の上納金を懐に入れた先生方は、正月にさぞかし苦い酒を飲むことになるだろう。
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