「時事雑感・草莽危言」2013-06-03
日本柔道界に発生した度重なる不祥事件の発生に対して、マスコミ、監督官庁の文部省、オリンピック委員会等多くの退任勧告を無視して会長の座にしがみついているが、日本柔同界の最高責任者としての自覚、反省は全くゼロであり、柔道は剣道とともに中学校の体育必修科目であり教育の一環を担う大事な組織であることも全く自覚していない。
柔道教育の指導者を育成する立場にある日本柔同連盟の最高責任者は、一面では教育者を育成する責任も負っているのに、こんな体たらくではまともな柔道指導者を育成できるはずがない。
上村会長には己の職責に教育者の側面を兼ねていることを少しでも感じているならば、下らぬ言い訳、弁解はせずに即刻潔く会長を退くべきである。
正しい出所進退こそ柔道連盟を正常化する第一歩であり組織人としての当然の行動である。
朝日、読売等の大手二紙が上村の退任記事をどういう意味か控え目に見える中で、今日の産経新聞朝刊が「主張」で「上村会長の続投 ・ 柔道の看板が泣いている」との見出しで厳しく上村の続投を糾弾している。
我がボケ頭が正に主張したいことを適確に表現しているので全文を複写して少しでも多くの国民に真相を把握してもらい、如何に上村の人間性が堕落しているかを知って欲しい。
我がボケ頭の表現力の乏しさから上村続投批判の迫力不足をカバーする為に、産経新聞の主張から一部を拝借して批判を強化したい。
曰く「女子選手への暴力指導や助成金不正受給、理事によるセクハラなどの不祥事が相次ぐ全日本柔道連盟上村会長が続投を表明した。 この組織には自浄能力はないのか。 一度表明した辞意を翻したのは最高責任者の器でないことの証明であり、嘉納治五郎が創設した「講道館柔道」の看板も泣いているのではなかろうか。」
「嘉納はまた、日本人初の国際オリンピック委員会(IOC)委員として戦前オリンピック招致にも力を尽くした。 2020年夏季五輪の招致を東京が目指している今、組織にけじめをつけることなく問題を長引かせている全柔連の存在が障害となっている、この皮肉はあまりに悲しくないか。」(産経より)
0 件のコメント:
コメントを投稿