毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2013年6月11日火曜日

「複数警官が虚偽調書・大阪府警、組織的隠蔽か」

「時事雑感・草莽危言」2013-06-02

 上記見出しは6月9日(日曜日)の朝日新聞朝刊一面見出しである。
 我がボケ頭は常々指摘しているように、29万人の警察官が国民の公僕であることの意識の欠如と、国民の貴重な血税で飯を食わせて貰っている自覚の無さに、制服姿の警察官を見る度に不快感を強く覚えて仕方が無い。
 頻発する大阪府警警察官の不祥事件多発に対し、2011年6月29日に当時の大阪府警本部長は二万人の府警警察官全員に対して、「職務に厳正に取り組み絶対に規律に反する行為や刑法に反する行動を絶対に起こさない」という誓約書を提出させて、綱紀の徹底を図っているが、一向に違法行為が減らないのが現状らしい。
 故に本来、警察とは持ちつ持たれつのトップ新聞社が府警の恥部を敢えて暴きだそうとしたのだろう。

 今回、朝日が取り上げて内容を詳細に取り上げるのは我がボケ頭の表現力では時間の無駄なので敢えて書かないが、要するに府警全体に蔓延している組織ぐるみの隠蔽工作の一部を取り上げて指摘している。
 同じ日の39ページに関連記事を詳細に説明しているが、三面記事の見出だし「警察巣くう隠蔽・虚偽調書に疑問の声・」警察改革が進められるなか、新たな不祥事が明らかになった。
 大阪府警で起きた虚偽調書の作成問題、関与したとされる複数の警察官は体裁を取り繕うために「うその上塗り」を重ね、裁判での偽証という深刻な事態を招いたことは間違いない。
 警察組織の根深い隠蔽体質が改めて問われている。
 今回の事件に関していえば、裁判段階で虚偽証言が明らかになり、裁判のやり直しが決定し、被告人は不当に拘留を延長され人権問題に発展している。
 男性被告人の弁護士は朝日新聞の取材に「組織的にうそを塗り重ね悪質だ。
被告の拘留が不当に長く続き、不利益を被っている」と話している。
 警察官試験に合格したら、大卒6ヶ月、高卒10ヶ月プラス数ヶ月の実習期間が終了したら、制服着て促成警察官の一丁上がりだ。
 「“警察改革の精神”の徹底のために実現すべき施策」を警察庁は昨年8月このような不祥事防止策をうちだしたが、紙切れ一枚で綱紀粛正が出来ればそれこそ血税を浪費してまで30万人もの警官など必要ない。

   2013年6月10日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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