「時事雑感・草莽危言」2012-09-04
我がボケ頭が当然と感じているのは、三年間に亘り総裁を務めながら自民党に対する支持率が民主党と同じように下がりっぱなしなのに、立候補を再三に亘り明言したことである。
国民の支持率を上昇させられなかった責任を取って当初から立候補を断念しておけば常識的な行動だったと思う。
政権政党の民主党が鳩山、菅、野田の三人の阿呆首相の在任中に国民の支持率が10%台まで下がっているのに、谷垣自民党も同じく下落傾向に終始した責任を感じて立候補を最初から辞退すべきだった。
自民党総裁と幹事長は会社で言えば第一権力者の社長と第二権力者の副社長の立場で一心同体の関係であり、運命共同体の責任共有者である。
然らば石原が総裁選挙に立候補することも非常識であり、谷垣と同様に立候補を辞退するのが常識だけど、政治屋どもに会通念を期待する方が無駄か。
義理人情を無視する石原が総裁選挙でもしも勝利するようでは、自民党の政権奪取は難しいと我がボケ頭は強く主張したい。
己が日本国の最高指揮官に相応しい器であるかも自己判断出来ない奴に、日本国の命運を託することは出来ない。
いずれにしても、総理大臣は国民が直接選ぶ選挙制度に早急に改革しなければならないし、立候補資格は知事並みの条件で広く人材を求めるべきである。
直接総理大臣を選挙する場合に何時も議論されるのが国家元首である天皇陛下の存在であるが、日本国の場合陛下は政治的権力とは無縁の存在だから元首という呼称に拘ることはないと考えている。
現在の憲法下では一応衆参合わせた国会議員から総理大臣を選ぶことになっているが、実質的には衆議院議員から選ばれているので実際には480人強の中から指名されるわけだ。
しかしそれも与党議員の賛成で選挙されるわけだから、250人程度の国会議員の意志で決定される仕組みでありどう見ても不完全である。
地方自治体の首長を選ぶ感覚で選挙すれば、国民は総理大臣選挙をより身近に感じて投票率も上がり、国政に大いに関心を持つはずである。
早急に選挙制度の改革を行い、一日も早く真の民意を反映させろ!
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