「時事雑感・草莽危言」2012-09-03
前回の欄で“大山鳴動して鼠一匹”と書いたが、本音は“細野鼠”と表現すべきだった。
若手国会議員に煽てられて屋根に上ったまでは良かったが、輿石幹事長に振り回され利用されて代表立候補を断念させられ敢え無く沈没。
細野鼠の撤退宣言を受けた後の記者会見だったせいかもしれないが、だめ野田は全く国民不在の無責任な発言に終始した。
このような下衆が我が国の最高指揮官とは本当に情けない限りであるが、米国製の民主主義とやらを踏襲してきた日本国には、圧倒的多数の国民の支持を失っている首相を首に出来ないシステムらしい。
某社の記者が“解散の時期”について質問したのにたいして曰く「やるべきことをやり抜いた後、しかるべき時に国民の信を問う。 それ以上でもそれ以下でもない。 (今国会解散という)意見もあるが、責任を果たし、その暁に信を問う。」と国会答弁そのままのセリフを述べて国民を完全に無視した。
野田が挙げた決めるべき課題の第一は予算執行に必要な“特例公債法案”の成立であるが、参議院で問責されている現状では成立の可能性は皆無であることを承知の上での全く無責任発言である。
一日も早く解散して新政権で成立を図る以外に方策は無いのは常識なのに、ただ延命のために国益を害し政権維持にすがる姿は先のアホ菅と同じである。
このまま政権延命に突き進めば“アホ菅の末期症状”と同じく民主党内部から造反が激化し野垂れ死にするのも時間の問題である。
そのような結末を予測しているから、今日からロシア・ウラジオストクで開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)に日本国首相として最後の国際会議に血税を浪費して出席したのだろう。
報道によると会議では隣席に韓国大統領が座るそうだし、喧嘩の真っ最中の相手だから、折角出席したついでに取っ組み合いでもして、得意の背負い投げで一発咬ましたら出席した意味も多少評価できるぜ。
民主党は近々沈没することは確実だが、其の後を引き継ぐはずの自民党も総裁選びで紛糾しているようでは、この国の先行きは全く視界不良である。
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