毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2012年5月8日火曜日

「小沢氏の控訴可否9日に決定」


「時事雑感・草莽危言」2012-05-02

 我がボケ頭は日経、読売、産経三紙を購読しているが、5月3日付き朝刊で小沢氏の控訴問題を取り上げているのは産経だけある。
 それも政治関連とは全く関係ない19ページで天気予報並みの扱いである。
 昨日二日に検察官役の指定弁護士3人は、控訴の可否について協議したが、結論は持ち越しなり、控訴期限10日の前日9日午前11時から再協議して方針を決定する。
 産経新聞によると、主任弁護士役の大室俊三弁護士は協議後「控訴すべきかどうか三人とも迷っているし、ぎりぎりまで検討すべき事項がある。」と話している。
 其の上で大室弁護士は「三人とも問題意識は同じだった」と説明し、「自分達は弁護士だから、有罪を求めて控訴しにくい」とし、心証としては黒(有罪)だと思っているから控訴したいという思いがあるが(判決)を覆せる確実な見通しがないのに、長く被告の立場に置いていいのか、という思いもある。」と話している。

 上記の指定弁護士の説明を読むかぎり常識的には控訴はしないのではないかと、我がボケ頭は予測するが、最後まで葛藤をしたことを見せるのも弁護士の役目かなと思う。
 今日も朝日、毎日を読んでいないので後ほど目を通してみたいが、多分控訴を断念するだろうとの見地に立っているので、今までの主張からしてあまり触れたくないのであろう。
 七日、八日にかけて小沢の党員活動停止解除の会合が開かれることを考えれば、指定弁護士も昨日の協議で結論を出すくらいの姿勢で良かったのではないかと思うが如何かな?
 小沢裁判ではマスコミどもは盛んに小沢の有罪の可能性を喧伝したものだから、小沢無罪に対して非常に恨みを持っているのも事実である。
 そのような己の立場しか考えずにかってな主張をして我々国民を騙し、翻弄するのが日本のマスコミの特徴であり、横柄さである。

 奴らが己達のご都合主義の為に検察と組み、小沢を何が何でも有罪に貶める為に国民を騙し、世論形成をして検察審査会起訴まで持ち込んだのが小沢裁判である。
 10日にはそれなりの残念理由を積み上げて、指定弁護士の大室氏が控訴断念を発表するだろうが、それ程勿体をつけるような事案でも無いと我がボケ頭は考えるが当事者先生方にとっては多少の芝居も必要なのかも知れない。
 彼ら指定弁護士の先生方にとっても、今回の検察官役を今後の弁護士活動に大いにプラスに活用することが当面の課題であり、この仕事が反目に出て顧客が減るようなことになれば飯の食い上げになるし、そのような事態だけは絶対に避けねばならないはずである。

      2012年5月3日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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