毘沙門 寺岡の自己紹介など…。

2015年9月22日火曜日

「“地震雷火事親父”と言う言葉が怖い存在として昔から使われてきた」

「時事雑感・草莽危言」2015-09-04

 今回の栃木県を中心とした未曽有の豪雨は100年振りと言われているが、それにしても被害を予想以上に甚大にしたのは多くの防波堤の決壊による河川の氾濫である。
 NHKテレビが実況中継していたので3時間位、画面を注視した。
 自衛隊のヘリコプターが、濁流の中に取り残され今にも急流に流されそうな家屋にしがみついている人達を、一人づつ引き上げて救出する状況は正に自衛隊員も命がけの勇気ある活躍だった。

 これらの自衛隊ヘリコプター部隊が、濁流の中で孤立していたどれだけの被害者を救出したか我がボケ頭は承知していないが、今回の救出劇は多くの国民に自衛隊の存在価値意識を大いに高めたことは間違いない。

 100年の一度の豪雨とは言え、一級河川の土手の多くはコンクリートを使用せず、単に土砂を積み上げているだけだということを国土交通省の責任者が説明しているのを聞いて素人なりに聊か驚いた。
 しからば修復も土砂のみによる仮の補修だから、もう一度豪雨に襲われたらまさにお手上げであることの証言である。

 それにしても我が日本は4年前の東北大震災以後、次々に大自然災害に見舞われているのに、安倍政権は集団的自衛危険の成立ににのみ突っ走っており、日本国を全体的に国民目線で政治を行っているとは感じられない。

 集団的自衛権法案は何もシャカリキにいそがなくても、憲法改正から取り組んでやるべきだと思う。
 例えば突然中国が尖閣諸島に軍艦で侵略して来たら理屈抜きに日本国自衛隊は国土を守る為に戦うであろう。
 それは今、安倍が成立を急いでいる手段的自衛権論争とは無関係に自国を自衛隊が戦うことに変わりはない。

   2015年9月14日  元始求道会マルキG 毘沙門寺岡

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