「時事雑感」2015-01-03
十人以上の著名なジャーナリストや警官、一般市民が殺傷されたテロ事件は、日本から遠く離れたフランスでの出来事とは言え、我々日本人にも教訓を与えた。
日本にも多くのイスラム教徒(インドネシア、パキスタン、ミャンマー等)が労働者として来日している。
その観点から見れば、今回のフランスでのイスラム教徒殺傷事件は、決して他人事ではないし日本でも起こり得ると思う。
もしも日本で同じような人質を巻き込んだテロ事件が発生したら、日本の警察はフランス警察のように人質を犠牲にして犯人逮捕を優先出来るのだろうか?との疑問である。
フランスの人口は約6千万人でイスラム教徒は6百万人、10%も占めている。
フランス国民が多くの犠牲者を出したにも拘わらず、オランド大統領が国民に冷静な行動を求めているのも同じようなテロ事件の再発を警戒しているからだ。
イスラム国やアルカイアダ等の過激派を極力刺激しない為であろう。
しかしながら今回のテロ事件犯人逮捕作戦に於ける、人質の安全を無視したフランス特殊部隊の突撃作戦には、平和ボケの我がボケ頭には驚きだった。
同じような事件がもし日本で発生した場合に日本警察は犯人逮捕優先の作戦を遂行できるのだろうか?
2015年1月11日 元始求道会マルキG 毘沙門寺岡
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